昨年オフに腕上がりの手術を受けた柴田。
3月に鈴鹿のスポーツ走行を走った際は右腕の調子がまだ悪く、満足に走れなかった。
1本目は9:20~10:10の50分。
やはり右腕の状態は万全とは言えず、途中ピットインを挟みながらも13周を走り込み1'55.985のタイムで24番手。
午後の2本目は出走直後から右腕に違和感が生じ、計測2周のみで腕に力が入らなくなる症状が出たため走行を断念。
柴田は8耐を最優先し、まず治療に専念するために翌日の走行もキャンセル。さらに開幕戦のもてぎ2&4レースも欠場を決断。
4/9 JSB1000クラス総合26番手で終了。
今期よりST600クラスにクラスチェンジの保坂。
600ccには昨年の鈴鹿4時間耐久とスポーツ走行で経験があるが、もてぎは600cc初走行となる。
ST600クラスは午前、午後共に40分の走行。
午前11:15からの走行は中古タイヤでまずは600ccでのもてぎに慣れる作業から開始。
保坂本人はもてぎに「苦手意識がある」と話すが、順調に18周を走り切り24番手タイムで終了。
午後4:05からの2本目は序盤から1本目のタイムを大きく上回るタイムで周回を重ねた。
途中で新品タイヤに履き替え、最終的に1'56.801のタイムで13番手。
この日の総合順位も13番手で終了となった。
テスト2日目もST600クラスは午前と午後に各40分ずつの走行。
この日は前日に比べ雲が多く、肌寒い風も吹き路面温度は10度以上低いコンディションとなった。
午前の一本目では昨日午後に履いたタイヤをそのまま使用。
他クラス含め昨日から転倒者が相次ぐ中、順調に14周を走行。
昨日のベストから約1秒落ちの1'57.934で20番手タイム。
「まだまだ慣れない」と保坂本人のコメント。
午後はNewタイヤでベスト更新を狙う予定だったが、走行開始時間5分ほど前から雨が降り始めたため走行を見送り。
最後にタイムタックができないもどかしさは残ったが、チームにとっても保坂本人にとっても有意義な2日間のテストとなった。
今回のテストでは両日ともにピットウォークが実施された。
両日ともに500名を超えるお客様にピットウォークを楽しんでいただけた。
また、今回チームとして初の試みとなるピットツアーを実施。
抽選で選ばれた4組を各日2組ずつTairaPromoteRacingのピットへご招待し、マシンの説明やライダーとの交流を楽しんでいただいた。
このイベントは今後の全日本ロードレースの現場でも継続していきたいイベントの1つとなった。