1本目はニュータイヤをはいてコースイン。しかし、計測2周目の90°コーナーでオーバーラン。その際、グラベルの小石がチェーンに噛んでしまい次のラップでマシンストップとなってしまう。(転倒は無し)
2本目は決勝想定のロングランを実施。路面温度が50℃を超え、燃料満載で中古タイヤというコンディションの中でも自己ベストの0.7秒落ちまでタイムを出した。
位置取りに失敗してしまい、前のライダーに詰まってしまう展開に。ここでタイヤを消耗してしまい、中々タイムが上がらずに走行を続けた。
一度ピットインし、燃料を補填し再度コースイン。ここで速いライダーの後ろについてセッション終盤でタイムを更新し21番手のタイムで終了となった。
スタートが上手くいき、ポジションアップするも、2コーナーで発生したクラッシュにより赤旗中断に。
クイックリスタートとなった2回目のスタートでも上手くポジションを上げ、一時はポイント圏内の15番手までポジションアップ。その後は集団の中でバトルする展開になったが、ジリジリとポジションを下げてしまう。一時は19番手までポジションを下げてしまうが、他車の転倒もあり17番手でフィニッシュとなった。
ポイントまであと少しだったので凄く悔しいです。戦っていた集団の前でチェッカーを受けられたらポイント圏内だったのですが、レース中盤以降はタイヤを上手く使えずにズルズルと順位を落としてしまいました。今回のウィークで勉強になった部分も大きいので、これらをまた次回のレースに活かしたいです。
このウィークを通じて、保坂の良い面と悪い面が良く分かったように感じます。ポイントまであと少しというところで、私としても凄く悔しいレースになりました。
保坂はマシンセットの勉強がまだまだ必要に感じます。特に、一発のタイムを出しに行くセットと、バトルに持ち込んだ時に有効なセットの違いを理解して選択できるようになる必要があります。
とはいえ、保坂本人はよく頑張ったと思います。特にスタートは良かったので、次回以降も継続していって欲しいです。